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2008年1月より、院長職をつとめさせていただくことになりました。
昭和62年に山形大学を卒業後、東京大学医学部整形外科教室に入局し、今日まで20年間整形外科医として、臨床の場で仕事を続けてまいりました。熊野前院長のように誇れるような業績はございません。しかし、20年間の治療現場で積み上げてきた経験は、救急搬送拒否などの医療崩壊が叫ばれている現状で不可欠なものと自負しております。
私が、これまで実践してきたかった医療は、「あたりまえのこと」が「あたりまえ」にできるということです。難しいことや、困難なことは、だれもが注意深く、一生懸命やりますが、あたりまえのことを一生懸命やり続けるのは難しいと考えているからです。当院の方針は、創設者である理事長が、創設以来実践してきております24時間、365日、医療を提供することであります。これはまさしく医療従事者にとっては本来「あたりまえのこと」であり、今後、皆様のお力を借りながら、あたりまえの医療が実践できるように努力していく所存でありますので、よろしくお願いいたします。
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